の場合、医療機関に頼らずに、あがり症を克服できたので、医療機関において、実際にどのようにして、あがり症の治療が行われているか、知りませんでした。

しかし、あがり症の人の中には、症状がひどくて、自分の力だけでは解決できない場合もあり、医療機関の受診を真剣に考えている人もいるかと思いますので、今回、あがり症の治療について、調べてみました。


まず、あがり症の治療を受けるには、何科を受診すればよいかについてですが、精神科,神経科,精神神経科や心療内科などを受診するのがいいでしょう。

但し、あがり症について、詳しい医師は、まだまだ少ないようなので、できれば、あがり症の治療に詳しい医師のいる病院や診療所などを選ぶようにしたいものです。

どのようにして最適な医療機関を選んだらよいかについては、厚生労働省が運営しているサイトがあるので、一度見てみてください。

みんなのメンタルヘルス総合サイト
医療機関の選び方


このような医療機関を受診すると、あがり症は「社交不安障害」と診断されるようです。

社交不安障害とは、ウィキペディアによると、「愚かに見えないかとか、場に合っていないのではとか、他人に辱められることに強い不安を感じるために、社交状況を避けたり、耐えていることによって、相当な苦痛があるとか生活に重大な支障があるという精神障害である」とのことです。




あがり症の治療には、主に、2つの方法があります。

一つは、薬を飲んで治す薬物療法、もう一つは、対話などを通して認知の仕方や行動などを変えさせる心理療法です。
あがり症の治療では、薬物療法を中心に据え、補助的に心理療法を行うのが一般的なようです。

なお、あがり症治療として、実際に行われる薬物療法や心理療法については、また、別の機会にお伝えしたいと思います。




あがり症を治療するに当たって、あなたにとって最適な治療方法を、お医者さんに考えてもらうためには、初めて受診する際に、あなたのそれまでの状況を詳しく、お医者さんに説明する必要があります。

そのためには、次のような事項を予め自分の中で整理しておくとよいでしょう。
・どのような原因であがり症になったのか
・どのような場面であがってしまうのか
・どのような悩みを抱えているのか
・どの程度の不安や恐怖を感じるのか
・どのような症状が出るのか
などです。


もし、あがり症の治療のために、医療機関を受診するのであれば、参考にしてみてください。