日、ネット検索で「あがり症克服」について調べていたら、「あがり症克服協会」というのが、ヒットしました。

「あがり症克服協会って、何の?」と思い、ちょっと気になったので、調べてみました。

あがり症克服協会のホームページによると、あがり症克服協会(正確には、一般社団法人あがり症克服協会)とは、どうやら、あがり症克服を目的とした話し方教室が、その実体であるようですね。

代表者は、鳥谷朝代さん という女性の方です。

鳥谷朝代さん
引用:一般社団法人あがり症克服協会


鳥谷朝代さんも、かつてはあがり症で苦しんだ方のようです。

プロフィールによると、私と同様、中学のときにあがり症を発症したようで、その後、あがり症のために、大学への進学もあきらめ、名古屋市の職員になったそうです。

社会人になってからも、周囲にあがり症であることを隠しながら仕事を続けた結果、自律神経失調症も発症し、心療内科にも通ったとのこと。そこで、高額を支払った催眠療法でも治らなかったようです。


鳥谷朝代さんがあがり症を克服した、その後の経緯が興味深いですね。

なんと、話し方教室に通い、2回受講して、あがり症を克服してしまったとのこと。
それをきっかけとして、あがり症に特化した話し方教室を始められたようです。


あがり症克服協会では、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台と、全国に6つの話し方教室を展開しているんですね。

その内容も、やはり興味深いです!


ベーシックコースのカリキュラムを見てみると、以下の通りです。

第1章 あがりの基礎知識(あがり度セルフチェック、社会不安障害(SAD)とあがり症、あがりの身体的症状、セロトニンとは)
第2章 あがりの原因を知る(あがりやすい人とは、原因となる思考パターンとシチュエーション、なぜ悪化するのか、トラウマ解消法)
第3章 あがり克服へのステップ(必ず成功する準備・練習の仕方、原稿の書き方、待ち緊張をなくすには)
第4章 あがらない体を作る(いざというとき震えない声とは、手足の震えをなくす方法、本読み恐怖解消トレーニング)
第5章 スピーチ・プレゼン実践(原稿作り、好印象を与える立ち居振る舞い、練習&チェック、フィードバック)


本当にあがり症克服に特化した内容になっているんですね。感心しました。

但し、1日の講座であるベーシックコースでも、54,000円(税込)かかるので、受講するには相当の覚悟(?)が必要です。



あがり症克服協会の口コミも、「お客様の声」を見てみると、名古屋や米原の市会議員さんや、名古屋市熱田区の元区長さんや、クリニックの院長さんや、会社経営者などの感想が載せられていて、読んでいて、結構、興味引かれますね。

あがり症克服協会の評判も、ネットでざっと見てみましたが、実際に参加された方の体験談は少ないかったです。評判は悪くはないという印象を持ちました。


話し方教室というのは、「あがり症は話し方教室で克服できるのか?」の記事でも触れましたが、「通わないと学べない」ということがデメリットです。

なので、あがり症克服協会の話し方教室のある都市に住んでいるなど、通える範囲に住んでいて、なおかつ、5万4千円を支払う余裕があるなら、挑戦してみるのもいいかも知れません。


しかし、そうでないなら、まずは、こちら内容を実践することをお勧めしますね。